地政学リスクが高まる局面では、「戦争関連銘柄(ディフェンシブ銘柄)」が市場で注目されます。特に防衛・エネルギー・資源セクターは、有事の際に需要が増加しやすく、株価が上昇する傾向があります。
本記事では、過去の相場動向をもとに戦争時に強い日本株5選を紹介します。
■選定条件
- 防衛・エネルギー・資源関連
- 有事で需要増が見込める企業
- 過去の地政学リスク時に株価上昇実績あり
第1位:三菱重工業(7011)
事業概要:日本最大の防衛関連企業。戦闘機・ミサイル・艦艇など幅広く展開。

※株価チャートは Google Finance のデータを使用
チャート分析
2022年以降、防衛費増額の流れを受けて株価は大きく上昇。約3年間で株価は約3倍近くに成長しており、地政学リスクと強い相関を持つ。
定量データ
- 売上成長率:約+15%
- 営業利益率:約8〜10%
- 株価上昇率(3年):約+200%以上
投資ポイント
日本の防衛費増加=ほぼ確実に恩恵を受ける中核銘柄。
第2位:IHI(7013)
事業概要:航空エンジン・防衛装備品を手掛ける重工メーカー。

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チャート分析
三菱重工と同様、防衛関連需要で急騰。特にミサイル関連分野で期待感が高い。
定量データ
- 売上成長率:約+10%
- 営業利益率:約6%
- 株価上昇率(3年):約+150%
投資ポイント
防衛テーマのセカンドエース。中期的な伸び余地あり。
第3位:INPEX(1605)
事業概要:国内最大の石油・天然ガス開発企業。

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チャート分析
戦争=原油価格上昇の影響で連動して株価が上昇。2022年は原油高で急騰。
定量データ
- 配当利回り:約4〜5%
- 営業利益率:約30%以上
- 株価変動:原油価格に強く連動
投資ポイント
インフレ・資源高のヘッジとしても優秀。
第4位:ENEOSホールディングス(5020)
事業概要:国内最大の石油元売り会社。

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原油価格上昇時に収益改善。株価も比較的安定して上昇。
定量データ
- 配当利回り:約6%
- PBR:約1倍前後
- 安定配当銘柄
投資ポイント
高配当+資源インフレ対策の安定枠。
第5位:川崎重工業(7012)
事業概要:航空機・防衛・エネルギー設備を展開。

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チャート分
防衛関連強化の流れで株価は上昇トレンド。三菱重工の次に注目されやすい。
定量データ
- 売上成長率:約+8%
- 営業利益率:約5%
- 株価上昇率(3年):約+120%
投資ポイント
テーマ株としての値動きが大きく、短期でも狙える。
■5銘柄まとめ表
| 銘柄 | セクター | 特徴 | 強み |
|---|---|---|---|
| 三菱重工 | 防衛 | 国内No.1 | 国策銘柄 |
| IHI | 防衛 | 航空・ミサイル | 成長性 |
| INPEX | 資源 | 原油・ガス | 高利益率 |
| ENEOS | エネルギー | 高配当 | 安定収益 |
| 川崎重工 | 防衛 | テーマ株 | 値動き大 |
■まとめ
戦争・地政学リスクが高まる局面では、防衛・エネルギー関連銘柄が市場の資金を集めやすくなります。
- 防衛:三菱重工・IHI・川崎重工
- 資源:INPEX
- 安定配当:ENEOS
特に三菱重工は最も影響を受けやすいコア銘柄として注目しておきたいところです。
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※本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
